社内用コーヒーの淹れ方
2021-07-04 - 鈴木 慶太
はじめに
社内用にコーヒー粉がありますが、難易度が高いという問題が報告されているため、マニュアル化を行い品質の均一化を図ります。
道具の所在
コーヒー粉はキャニスターに入れて保管されています。赤い缶を開けて利用してください。
ドリップ用ペーパーはポットの近くにありますが、なくなっていた場合流しの上の棚の一番上の段にあります。
準備
- コーヒーデカンタ(一旦溜めとくポット)、コーヒーカップ、ドリッパーを洗います。
ポットに水を入れ、お湯を沸かします。
- ポットの水位線まで水を入れてください。
- この水はコーヒーを入れるのに利用しないため、必ず水道水で行ってください。
コーヒーデカンタの上に、コーヒードリッパーをセットします。
ペーパーの端の接着されている部分(「/////」のようになっている箇所)を折り、ドリッパーにセットします。
- セットする際、折りたたまれている部分を逆向きに折ることで開き、ドリッパーにフィットするよう曲げます。
- メタルフィルターを利用する場合、ドリップペーパーは不要です。
ドリッパーにセットされたペーパーフィルターにコーヒー粉を入れる前に、紙に沸かしたお湯をすべてそそぎます。
- 紙の保管状態が万全でないため、熱湯消毒や汚れ落としのため必要です。
新たにコーヒーを入れる用のお湯を沸かします。
コーヒーカップに、ドリッパーと紙のセットを移し、コーヒーデカンタに溜まったお湯を注ぎます。
- 器具の温度を上げることと、熱湯消毒が目的です。
お湯が落ちきったら準備完了です。
コーヒーのドリップ
準備の手順で、空になったコーヒーデカンタにドリッパーをセットし、コーヒー粉を入れます。
- 150mlあたり計量スプーン1杯が標準量です。気分に応じて増減させてください。
ドリッパーを横から小突き、粉を平らにします。
- お湯が側面に当たるとそのままペーパーフィルターを通過し、お湯が混ざるため、平らに均して側面にお湯が行きにくくします。
- くぼみを作る場合、やりすぎるとお湯が当たらない粉ができ、分量より薄くなるので注意してください。
正確にコーヒーを入れる場合、タイマーを開始しドリップにかける時間を均一化します。
お湯をドリッパーの側面に接しない程度に注ぎます。
蒸らす場合、このタイミングで20秒程度待ちます。蒸らした場合、粉の状態が安定し、日が経っていていても出来が安定しやすいです。
作りたい濃さに応じて、ドリッパーの中にあるお湯の量を一定になるようにお湯を注ぎます。
- 濃く作る場合、ドリッパーに貯まるお湯の量をごく少量ずつ入れます。この場合雑味も多くなります。
- 薄く作る場合、ドリッパーに貯まるお湯の量を多い状態で維持します。この場合、味が薄く香りが強く出ます。
- メタルドリッバーの場合、かなり雑味が出るのでお湯を多めに入れてください。
掃除
コーヒー粉は流しの生ゴミ用ゴミ箱に捨ててください。
コーヒーデカンタ、ドリッパー等は洗って水切りカゴに置いてください